アオスジテンジクダイ

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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
 スズキ目 スズキ亜目 テンジクダイ科 コミナトテンジクダイ亜科 スジイシモチ属


全長: 11cm


学名: Ostorhinchus aureus


英名: Ringtail cardinalfish(Ringtail = 輪のある尻尾 cardinal = 真紅色の、緋色の)
Ringtailed cardinalfish
Golden cardinalfish(Golden = 黄金色)
Bandtail cardinal(Bandtail = 帯のある尻尾)

漢字名: 青筋天竺鯛


三宅島、相模湾以南、インド・太平洋域に分布する。
浅海の岩礁域に生息する。

岩穴の周囲に少数で群がる。

体は長楕円形で側扁し、体高は高い。
体色は鮮やかな橙黄色で、尾柄部後端に黒色の幅の広いリング状の横帯があり、英名の由来となっている。
側線鱗の孔器部分が暗色の点列状模様となっているのが特徴。

テンジクダイのテンジクはインドの古称「天竺」で、外国、舶来品、風変わりなものなどの意で付けられたという説、紀伊や小湊など、仏教の聖人の出身地の沿岸でよく見られた事から付けられたという説がある。
アオスジは頭部にある眼を通る青い筋から。

肉食性で小型の甲殻類やゴカイ類などを捕食する。