コケギンポ

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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
 スズキ目 ギンポ亜目 コケギンポ科 コケギンポ属


全長: 6cm


学名: Neoclinus bryope


英名: 不詳

漢字名: 苔銀宝


北海道南西以南の日本海沿岸、千葉県勝浦以南の太平洋沿岸、種子島、屋久島以北の南日本、カリフォルニアに分布する。
タイドプールや岩礁域の浅いところに生息する。

日本海側のある地方で硬くて折れにくい棒をギンポウと言ったり、長野県では車輪の軸はコマの芯をギンポウと言ったが、死後硬直して棒のようになった様がギンポと言う和名の由来となった。コケは頭に苔が生えているようだから。

岩穴などに棲み、小型の甲殻類や藻類を食べる。

トウシマコケギンポとの区別がつきにくいが、コケギンポには頭頂部に皮弁がない。そのため眼上皮弁は枝状の枝部分が目立ちやすい。眼上皮弁は三本である。写真では目の上に三本の皮弁があるのが良くわかる。