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真核生物 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
スズキ目 ニザダイ亜目 ニザダイ科 ニザダイ亜科 サザナミハギ属
全長: 20cm
学名: Ctenochaetus striatus
英名: |
Striated surgeonfish (Striated = すじのある surgeonfish = ニザダイ) Striped bristletooth (Striped = 縞のある bristle = 剛毛 tooth = 歯) |
南日本以南、太平洋・インド洋に分布する。
サンゴ礁とその外縁、斜面に普通に見られる。
眼の回りにはオレンジ色の小斑点がある。
体側には細かい黄色い縦帯がある。
ニザダイ科の魚では尾柄部に棘があるが、この魚も一つ前向きに棘がある。
歯は細長くブラシ状になっている。
和名の由来は体側の細かい縦帯をさざなみ模様に見立てたところから来ている。
英名の「bristletooth(剛毛の歯)」は歯がブラシ状になっているところから来ている。
小さな無脊椎動物や藍藻類とケイソウを食べる。
シガテラ毒シガトキシンやマイトトキシンを産生する底生性の渦鞭毛藻ガンビエルディスクス・トキシクス食べるため、この魚を食べるとシガテラ中毒を起こす可能性がある。
シガテラという言葉は、もともとはカリブ海でシガ(cigua)と呼ばれる巻貝チャウダーガイを食べておこる特徴的な神経や胃腸の異常症状をしめす中毒をさしていたが、現在では熱帯および亜熱帯海域の珊瑚礁の周辺に生息する毒魚によっておこる死亡率の低い食中毒をさして言う。